スポンサーリンク
筆者の独断と偏見でお送りしている、映画から学ぶ恋愛術。今回ご紹介するのは、観た人が100%幸せになる「シンプル・シモン」
こちらの映画、北欧ならではの色合いでインテリアや服装がとてもオシャレ。そしてハートフルラブコメディというだけあってキュンとします。観た後は必ずシモンを好きになっちゃう、そんな映画です。そして、今回注目したいポイントは「本当に自分に合う人」です!
「シンプル・シモン」
今回ご紹介するのは「シンプル・シモン」(2014)
第84回アカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表に選出されたラブコメディー。他者とのコミュニケーションがうまく取れないアスペルガー症候群のシモンは、嫌なことがあるとロケットに見立てたドラム缶にこもって、想像の宇宙へと飛び立ってしまいます。
そんなシモンを理解する兄のサムは、恋人と暮らす新居に彼を迎え入れることに。しかし、遠慮せずに自分の生活ペースを事細かく守ろうとするシモンに嫌気が差した恋人が出ていってしまいます。落ち込むサムの姿に心を痛めたシモンは、彼にぴったりでパーフェクトな恋人を探し出そうとします。
分析すれば良い恋人と出会える?
物理を得意としていて賢い頭脳を持つシモンは、サムの新しい恋人探しのために、サムに合う恋人とはどんな相手か分析し、実際に探しに行きます。サムと同じような人なら合うに違いないと思い探すシモンですが、なかなか納得いく相手には巡り会えません。
そして、サムに磁石のS極とN極のような反対のもの同士が合うのだと言われ(実際元彼女のフリーダは反対の性格でした)、もう一度探してみることに。
果たして明快な分析で素敵な相手は見つかるのでしょうか。
かけがいのない存在
ある時、シモンは毎日同じ時間に同じ場所でぶつかるイェニファーと出会います。イェニファーは天真爛漫の自由人で、規則正しく真面目に生きるシモンとは対照的です。
イェニファーの自由さに押されつつ一緒に過ごし、分析した結果、サムとは正反対で相性が良いに違いないと確信します。
シモンのセッティングで一緒にディナーを食べる2人。2人で話す中、珍しくサムがシモンを少しだけ否定します。しかし「それはシモンの個性であり、良いところ。シモンのおかげで今日はとても素敵な夜を過ごせた」と、イェニファーに言われてしまいます。
短い期間だったのにも関わらず、イェニファーはシモンの良き理解者となっていました。そして、シモンの理解者という共通点を持つ2人はそれを機に仲良くなっていくのです。
合う相手とは?
仲良くなったとはいえ、それはシモンがいてからこそ。シモンを通すことで初めて成り立つ関係です。では、本当にサムとイェニファーは「合う」のでしょうか?
答えは「NO」です。
そもそも出会ったのはシモン。本当の意味で「合う」のはシモンとイェニファーだったのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
考えるだけ、分析だけでは合う相手は見つかりません。付き合う上で、様々な条件が皆さんの中にもありますよね。しかし、それよりももっと「感じる」ということが大切です。心の声に耳を傾けて、あなたにとって一番似合う相手を見つけてくださいね!
追記
「映画から学ぶ、恋愛術」に関する他の記事はこちらからどうぞ。
スポンサーリンク