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前回は叱り方についてご紹介しましたが、元保育士さんへの取材を元に、今回は逆に褒め方についてお話ししたいと思います。
前回の叱り方についての記事はこちら↓↓
子どもを褒めることで、「自分はやればできる!」という自信を持たせたり、「次も頑張ろう!」という意欲にもつなげることができます。叱り方もそうですが褒め方も大事です。今回はどう褒めれば次につながっていくのかについて考えていきましょう。
頑張った度合いに合わせて褒める!
子どもは自分でどのくらい頑張ったか自分の中で評価をしています。この自己評価とお父さんお母さんの褒め方を比較するのですが、自分の評価よりあっさりした褒め方だと子どもは不満に思いますし、自分の評価より大げさな褒め方だと子どもは「なんで?」と疑問に思ったりします。
子どもの目線と大人の目線は往々にしてズレているものなので、ちゃんと具体的に褒めてあげるようにしましょう。
誰かと比較しないで褒める!
「○○くんより上手だよ」と、誰かを物差しにして褒めていませんか?こういう褒め方ばかりすると子どもが勘違いをしてしまい、比較した他の子を見下していじめたり、競争意識を持って喧嘩をしてしまうことがあります。
子どもはそれぞれ得意不得意がありますし、できるスピードも子どもによって違います。他の子を物差しにしても意味がありませんので、決して比較をしないで褒めるようにしましょう。
できたことばかりでなく感情面も褒める!
保育園で子どもを褒めることがあるのは専らこれです。友達に「ごめんなさい」を言う、欲しい玩具を友達に「貸して」と言う、それに対して「いいよ」と言う。
当たり前と言われますけど、これは子どもが心の中で我慢をしてやっていることです。我慢できたことをぜひ認めてあげるようにしてください。
褒められることが子どもの苦痛にならないように
褒められることは子どもは好きですが、中には親の期待に応えようと無理をしてしまう子どもがいます。子どもに期待を込めて、ただ褒めるばかりでなく、失敗した時のフォローする声掛けも一緒にしていきましょう。子どもを一面的に見るのではなく、多角的に見て声を掛けるようにしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
子どもは成長するときに、様々な困難を乗り越えていきます。失敗したり間違ったりしながらも頑張る子どもの姿を認め、親も子どもも一緒に困難を乗り越えていきましょう!この姿勢は保育園も小中高も変わらないといいますので、教育における本質の部分と言えるのではないでしょうか。ぜひとも参考にしてみてくださいね。