元保育士から見た、保育園建設反対問題について。保育園や幼稚園ができると発生する課題とは!?


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最近の保育園関係のニュースで、新しい保育園の建設について地元の住民が反対をして保育園建設がご破算してしまったことがありましたが、「なぜ、地元の住民は反対したのか?」とネット界隈で話題となりました。

保育園が足りないと世間が騒いでいる中で、逆に反対をしている地元住民がおかしく映りがちですが、保育園が建設されることで発生する課題を見ていけば分かるかもしれません。

そこで今回は保育園建設についてご紹介します。

保育園ができると発生する課題とは!?

仮の話ですが、皆さんの近所に保育園や幼稚園などの施設ができるとしましょう。まず、学校などもそうですが登園・降園時間は、親の送迎で保育園の周囲が非常に混雑します。路上駐車が原因で大渋滞が起こることも想定できます。さらにそこに子どもが飛び出してくるかもしれない、と考えたらどうでしょうか。

後は、日常的に子どもの声がたくさん聞こえてくるようになります。子どもの声が騒音かそうでないかの話もありました。子どもの声に慣れていない人からすると、耳に障ることもあるかもしれません。

保育園が建設されると上記のようなことが起こります。普通は地元住民に説明会を開き納得してもらって工事が着工するのですが、今回はここでつまづいてしまいました。果たしてそれは何故でしょうか?

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地域主義から個別主義へ

昔は地域の子どもは地域で育てるという意識やネットワークがありました。しかし、核家族化や高齢化で地域のネットワークは希薄になり、地域で見ていく意識は薄くなり「よそはよそ、うちはうち」という個別主義が目立つようになりました。

通りすがりの子どもに挨拶をしただけで不審者情報になったり、知らない子どもを叱るだけで虐待と言われてしまう時代です。こういう閉塞感が保育園反対の流れを作っているのではないでしょうか。

保育園の役割とは?

一度途切れてしまった地域で子どもを育てていく意識を再び繋ぎ直すのは並大抵のことではありません。保育園では子どもが地域と関わっていくことも保育の重点として挙げています。

今から保育園を作る企業や法人は地域住民とじっくり話し合い、不安や不満を持たないような施設作りをし、開園後は親たちに地域住民への配慮をしてもらうようにきちんと伝えていくことを、そして子ども達には地域の人達とふれあう機会を作る保育を提供することが大事になっていくと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

子ども達を健やかに育てるには園と家庭だけでは力不足です。地域との連携があってこそ子ども達は伸び伸びと育っていくものです。ここで今一度、地域との繋がりを感じられるような社会になることを一人ひとりが考えていくタイミングなのかもしれません。